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今回はあてくし埼玉県の行田という町にはにわを作りに行ったのだけど、
そこでこんなものを見つけたよ、、、 ぜ、ぜ、ゼゼ、ゼリーフライ? ゼリーってアレだよね? プルん♪として透明感があって、物によってはフルーツイン!な食べ物。 そう、ジュースをゼラチンや寒天で固めたような食べ物。 で、フライ。 ハエ?いやいやコレは食べ物だからハエってことはないでしょう。 エビフライとかカキフライとかのフライだよね?いわゆる揚げ物。 ってことは、ゼリーにパン粉をまぶして油で揚げちまったってことかな? そういえば昔、天ぷらアイスって一時期流行ったよね? そうかゼリーフライってのは、天ぷらアイスみたいなキワドイ食べ物なんだ! しかも行田名物、、、 うん。それっぽい! ここはひとつ試さねばと注文してみたよ。 はい? 出てきたのはこいつ。 新聞紙に包まれたゼリーフライは手のひらよりちょっと小さいくらいの大きさ。 茶色い色はソースによるもの。近くで匂いを嗅ぐとあまりのソース臭にむせ返る。 な、なんだよ、全然ゼリーじゃないじゃん!フライじゃないじゃん!ネギはみ出てるし! ってことで、お店の人にインネン付けてみた。 ゼリーじゃないじゃん!フライじゃないじゃん!フルーツ入ってないじゃん!と。 「どうどうどうどう、お客様」 ってことで、いきり立ったあちきをなだめるように、店の人はこの紙を見せてくれたよ。 ゼリーフライとは日露戦争の時に中国から伝わった食べ物で野菜まんじゅうのことを指すとのこと。具体的には、じゃがいも、おから、小麦粉、野菜等をよく混ぜ、油で揚げ、それにソースをたっぷり染みこませたものと思ってもらえればいい。(店によって多少作り方は違うそうです。今回食べたのはコロッケの衣のないものって感じ) ではなぜ、ゼリーでもフライでもないものがゼリーフライと呼ばれているのか? 行田には古くから農家のおやつとして野菜と肉、小麦粉を使った富来(フライ)という料理があったらしい。そこに中国から似たような食べ物が伝わったので、小判くらいの大きさにちなみ銭富来(ゼニフライ)と呼び、次第になまり今のゼリーフライになったのだそうだ。 お店の人いわく、ゼリーフライは行田しかなく隣町でも知られていないとのことでした。 しか~~~し、All Aboutにしっかり調理法が載ってるけどね(笑) [関連リンク] ・はにわ処さかもと(今回食べたところ) ・日本全国の名物料理を作ってみようシリーズ!(8) 行田名物 ゼリーフライ(All Abuout) ・行田市フライマップ [フライの種類] 上にも書いたが、行田では”ゼリーフライ”だけじゃなくて、”フライ”もある。ゼリーフライがコロッケの衣ナシのような感じでジャガイモが多く使われているのに対し、フライはジャガイモは使わず小麦粉と肉、ネギを混ぜうすーく焼き上げたもの。いわばお好み焼きを まぁ実物を見てもらったほうが早い。 じゃーん。これが”普通”のフライ。フライと焼きそばしか置いていない「山下」という店のもの。 サイズは特大・大・中・小から選べるのだけど、フライと焼きそばともに大を注文。 フライの大きさは直径40cmくらい。厚さは5mmあるかないかのペラペラ加減。 これがフライのアップ。まるで狂い咲いたラフレシアのようだね。 大人3人でフライ大、焼きそば大を頼んで腹いっぱいになったよ。金額としては800円。 800円で大人3人が腹いっぱいになる(一人当たり270円くらい)なんて普通ありえねぇ。 ってことでお金がなくなったら行田に移り住んでフライだけ食べていればしばらく生きていけますよん。(味はソース一本調子なのですぐ飽きるけど)
by yasagureko
| 2005-10-02 09:51
| 食べた
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